団塊世代の両親をIT化すべく奮闘する孝行息子
家電量販店でパソコンを買おうものなら、ほとんど使わないにもかかわらず店員に言われるがままに20万もするパソコンを買ってきてしまう我が両親。
そんな両親をIT化しようと思い立ちました。
iPadなら使い方も教えられるし、パソコンなんかより直感的に操作できます。
これなら宝の持ち腐れになる恐れも少なく、もし使わなくなってしまっても、こっちで引き取るだけでOK。
そこで、iPad miniにすべきか、ipad airにすべきか、両親の生活スタイルを見つめ直し、一つの結論に達しました。
ついでに、タイプ別団塊世代オススメipadも勝手に考えました。
(自分で自分のことを孝行息子と言ってしまっている点は、スルーしてください(笑))
団塊世代のお手本のようなアクティブ派の両親にはiPad miniを贈ることに
私の両親の生活スタイルや行動パターンを分析すると、次のようになりました。
- アウトドア派である
- 新しいもの好きかというと、そうでもない
- スマートホンの必要性を感じていない
- 野菜や花を育てている
- 麻雀を覚えたい
数え上げるとキリがありませんが、こんな傾向を分析した結果、両親に贈るipadは「iPad mini 16GB wifiモデル(retinaでない)」に決定しました。
持ち運びの際の軽さ、小ささとコストのバランスで考えると「iPad mini」しかない
両親をIT化すべく、プレゼントするのはiPad miniに決定しましたが、その理由は次のようにまとまります。
- ipadとしての基本性能は十分
- 持ち運ぶのにちょうどいい大きさである
- カメラの性能はipad mini retinaやipad airと変わらない
- 贈る側のコスト負担が少なくて済む
アウトドア派の両親は、しょっちゅう出かけています。
近場から、何泊かの旅行まで、様々です。
また、日中は天気が良ければ大体外に出て、庭や畑をいじったり、掃除、洗濯、買い物、地区の行事などなど、家でまったりしているのを見かけることは稀です。
つまり、ipadをより有効に活用してもらうには、苦もなく持ち運べるiPad miniが最有力候補となります。
ipad retinaディスプレイモデルやipad airはちょっと持ち運ぶという時に、大きすぎるのではないかと思ったのです。
ipad airならば重さも心配ないのですが、物理的な寸法をみると、持ち運ぶ際のかばんの選択肢が限られてきます。
さらに、屋内でipadを楽しむときも、ipad retinaディスプレイモデルやipad airの高い処理能力が必要なアプリを使うことは想定されませんでした。
覚えたての麻雀を一人でも練習したいという要望がありますが、iPad miniでも十分に遊べることは、私が持っているipad mini retinaで試してもらったので、実証済みでした。
iPad miniとipad mini retinaの画質の違いを考えると、キレイな画質のほうが良いように思えます。
しかし、ipad mini retinaと並べて比較でもしない限り、iPad miniの画質であっても、写真を見たり、インターネットで趣味の調べ物をしたり、地図や天気予報をみたり、麻雀ゲームをしたりといった主だった用途を考えると、iPad miniでも必要十分なことがわかったのです。
更に良いことには、iPad miniで用が足りてしまえば、贈る側の私のフトコロもほっとひと安心というわけなのです。
ここまで育ててもらって何をケチっているんだ、との批判が聞こえてきそうですが、インターネットがなくても生きていけそうな両親が万が一IT化されなかったときのダメージを考えると、ipad mini retinaやipad airはもったいなさすぎるのです。
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両親のIT化には下準備がとても大切
ここまで、我が両親がいかにIT関係に疎いかがお分かりいただけたかと思います。
iPad miniを贈る事にはなったものの、ただ渡すだけでは何も始まりません。
ともすれば渡してからひと月位、使わない恐れもあります。
ですから、渡す前に済ませておくべきこととして
- iPad miniのアクティベーションを済ませておく
- ケースやカバー、液晶保護フィルムを装着しておく
- LANの無線化を図る
は必須となります。
巷のブログなどでは、開封の儀などと称してアップル製品などを恭しく開封する模様が紹介されています。
私も新品の箱を開けて最初の設定をするのは、とてもワクワクし興奮しますが、親たちにとっては苦痛以外の何物でもないのです。
ついでに液晶保護フィルムを貼ってやり、カバーやケースを着せてやります。
しかも、無線LANさえ無い両親宅に、無線LANルーターも設置してあげなければなりません。
これらの手間を経て、やっと両親に喜んでもらえるかもしれないところまで到達します。
もはや、iPad miniは中古品と言っても過言ではありません。
もちろん、麻雀ゲームのアプリも数本インストール済みです。
ここまでやって、喜んでもらえないはずがありません。
感極まって泣いてしまうことは無いにしろ、毎日活用してくれるはずです。
そうです、そもそもの始まりが、こちらのおせっかいです。
別に頼まれたわけでもないのに、あれやこれやと勝手に想像して、きっとあれば便利であろうという思い込みによりiPad miniを贈ることにしたのです。
親孝行という名の究極の自己満足が、今後の親子関係も円滑にしてくれるはずなのです。
ちなみに、液晶保護フィルムやケースをチョイスした顛末も記事にまとめていますので、良かったらどうぞ。
団塊世代向けipad miniケース類のコーディネートを考えた
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ipad airを贈るのが相応しいのはどんなタイプか
では、ipad airを贈るのはどんなタイプの親が相応しいでしょうか。
上でiPad miniが相応しいタイプを紹介しましたから、それとは正反対のタイプが該当してきます。
具体的には、
- 屋内での生活(読書、映画鑑賞)を好む
- 写真(デジタル一眼レフカメラ)に凝っている
- パソコンのことは子供たちに頼らずにこなせる程詳しい
といった項目が当てはまるなら、より高性能で高画質なipadでないと、満足してもらえないでしょう。
また、ipadまたはipad AirとiPad mini(ipad mini retina)とでは、画面の違いはアイコン表示の大きさに直結しています。
上の画像を見れば一目瞭然、iPadの方がホーム画面のアイコンや文字が大きく表示されます。
当然、こうして比べれば、retinaディスプレイの綺麗さも段違いです。
この辺りをしっかり押さえて、送る相手に相応しいiPadをチョイスしなければなりません。
目が悪い親に、画面の小さなipad mini retinaを贈るのは、いくら画像が綺麗とはいえちょっと酷な気がします。
せっかくプレゼントするのですから、相手が喜んでくれることを第一に考え、想像力と記憶力を駆使しなければなりません。
こちらの懐具合も心配ではありますが、惰性でプレゼントしても、された方も変に気を遣ってしまうことになります。
加えて、パソコン関係に明るい親なら、子供たちからプレゼントされる前に、すでに自分で購入してしまっている可能性も十分に考えられますので、その辺りのリサーチも欠かさないようにしましょう。
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寝たきりの親にも、iPadは楽しみを与えてくれる
ありがたいことに私の両親は健康そのものですが、60歳代後半にもなってくると、元気な人とそうでない人の差が顕著になってきます。
知人の母親は、脳梗塞で倒れ、一命は取り留めたものの、半身麻痺となり寝たきりになってしまいました。
そこで知人は、めげること無く頑張っている母親にipad Airと、ipad Airを片手でも利用できるようにするホルダーアームをプレゼントしたのです。
そうすることで、普段の楽しみはテレビを見ることぐらいしか無かったのが、インターネットはもちろん、孫の写真を見たり、フェイスタイムで孫と通話を楽しんだり出来るようになったのです。
ふさぎ込みがちだった母親に笑顔が戻ったと、知人は本当に喜んでいました。
涙無しには語れない話ではありますが、いつ自分の親も病気になり、入院してしまうかもわかりません。
ipadにはこんな力もあるんだと、改めて気付かされるとともに、本当に素晴らしい発明品であると実感しました。
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両親にiPadを贈るならminiかAirか まとめ
これを書きながら、やっぱりipad mini retinaにしとくべきだったかな、とも思いましたが、いまのところ特に不満もなく、花や景色の写真を撮って楽しんだり、麻雀ゲームで役を覚えたりと活用してくれているようです。
特に気に入ってくれたのはカメラ機能のようです。
デジカメの画面が小さくて不便に思っていたようで、iPad miniの画面で写真がとれ、そのまま閲覧できるのが画期的だったようです。
使ってもらえば、意図しない部分で喜んでもらえることもあります。
もし最近親孝行してないなって方は、別にiPadのプレゼントじゃなくても良いので、なんらかの意思表示を、メッセージを届けてみると良いのではないでしょうか。
もし両親の反応が薄くても、気にすることはありません。
あなたの親なら、あなたからの連絡が嬉しくないはずが無いのです。
いつまでもあると思うな、親と金
親孝行、したいときには、親はなし
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