フルワイヤレスカメラTapo C420をソーラー充電Tapo A201で充電自動化した

こちらの記事で、フルワイヤレスでモニタリングできる環境を整えました。

フルワイヤレスとはいうものの、電源は電池なので電池が減ってきたら充電する必要があります。
使用環境によって電池の減りは異なるため、我が家では30から40日に一度は充電が必要となっていました。

設置した2か所のうち1か所はカメラへのアクセスが容易なので、バッテリーが減ってきたらモバイルバッテリーなどでささっと充電できますが、塀の上に設置しているカメラは、充電がやや手間でした。

そんなに大変ではないのですが、約3000円で充電自動化ができるTP-Link純正のソーラーパネルがあることを知り、さっそく取り付けてみました。

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Tapo A201の中身

モニタリングカメラと同様のシンプルな化粧箱に、ソーラーパネルや接続ベース、アンカーやビス、ケーブルに防水パッキンなど、必要なものがしっかりと収められています。

ケーブルは長さも4mと十分です。

これまではバッテリーが減ってきたら、手持ちのソーラーパネルを接続して、写真のように充電していました。
Tapo A201よりは発電効率が高い(その分パネルが大きい)だったので、昼の間充電しておけば、20%から100%まで程度は充電できていました。

ただ、最初に書いたようにひと月に1回程度とはいえ、手間は手間です。
3000円と多少の手間で充電が自動化できるのは大変にコスパが良いので、設置することにしたというわけです。

Tapo A201の設置、カメラとの接続

付属のビス位置マーキングシートを使って位置決めします。

位置決めがシビアでなければ、ベースをあてがって鉛筆などで印を付けるだけでもいいですし、いきなりビスを打っても良いくらいです。

取り付けには電動ドライバーやインパクトドライバーが楽です。YOIbuy PRO インパクトドライバーは安いのにマキタ同等の使い勝手で、おススメです。


パネルの裏側にコードの接続部を上手に取り回して、直接雨がかからないようにしました。
結束バンドで固定して、簡単に動いてしまわないようにしています。


塀の内側に沿って接続コードを結束バンドを用いて固定しました。
板塀なので板の下に来るように固定して、なるべく直射日光を浴びないように配慮しました。
ただ、結束バンドもコードも紫外線で劣化はするでしょうから、もって2、3年くらいかな、とは思います。
耐久性を考えれば配管に通したりするのでしょうが、そこまでコストをかけるのは今回は見送りました。


カメラ側もコードを接続して、完了です。
結束バンドを利用して、コードがプラプラしないように固定しました。
防水は付属のパッキンを取説の通りに設置したので、多分大丈夫でしょう。

流石純正、Tapo A201にして良かったこと

基本的な構造はカメラのマイクロUSB端子とソーラーパネルとをUSBケーブルで接続する、という単純なものです。
したがって、もっと価格の安いソーラーパネルもありますが、安いと言っても1000円程度ですしケーブルや防水パッキンなどしっかりしたものが付属していること、純正なので機器同士の相性は最適であることを考えると逆にコスパは良いと言えます。

カメラ側に正しい向きでパッキンを設置します。
端子形状を変換するケーブルを接続する際は、Oリングがずれることなくしっかりと入り込むように接続します。
これは何度かやり直して、確実にOリングが収まるように調整しました。

もし純正ではない安いソーラーパネルを使用していたら、接続部分の防水処理にテープやパテなどの材料費がかかり、パネル代を節約した分から結局足が出ることもあると思います。


これでめでたく常時充電(充電自動化)が完了しました。
たまにパネル表面の様子を確認して、汚れを除去するなどしてやることで充電効率を保ってやればいいだけです。

月に一度程度とはいえ、充電手間がまったくいらなくなりラクになりましたし、うっかりバッテリー切れになるトラブルも防止できるためまさに一石二鳥、コスパの良い買い物となりました。


zuun

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zuun